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ヨシ
                              ヨシで灯り作品ワークショップと地域イベントで灯り作品ワークショップと地域イベント

                                                                  穴太マルシェ実行委員  伊東紅仁子



          私たちの住む穴太町は琵琶湖の湖西に位置し、歴史的遺跡などが多く穴太衆積みで有名な地域と
          なります。毎年 5 月には高穴穂神社でお祭りが実施され人のつながりが強い地域でしたが、年々

          神輿の担ぎ手が減る中でのコロナ流行!地域活動中止!子供会解散!など、このままでは地域の
          繋がりが薄れ神社保全やお祭りに影響するのではないかと、2020 年地域有志“穴太マルシェ実

          行委員”が集まり地域コミュニティづくりとしての活動が始まりました。

          3年目となる今年は夜の高穴穂神社魅力発信として、こどもだけではなくシニアまで楽しめる企
          画とし 8 月 25 日(日)に【穴太 de 夜 ASOBI】を開催しました。


          夕方の神社にて 1 部はこどもまつり。2 部を夜 ASOBI(18 時 30 分~)としてヨシ灯り作品を
          地元有志で造られた穴太衆積み舞台に展示灯し、アルコール提供でのコミュニティ企画としてい

          ましたが、前日の天気予報が雨?となり急遽場所を変更し、2025 年 1 月に解体が予定されてい
          る会議所横【蔵】でヨシ灯りを展示しての実施となりました。


          イベントで展示されたヨシの灯り作品は、7 月 14 日(日)唐崎市民センター大会議室で開催し
          た【ヨシで灯り作品ワークショップ】の作品になります。募集は子どもからシニアまで誰でも

          OK とし、唐崎小学校や近隣施設へチラシを配布しました。穴太町以外の方にも神社を知っても
          らい地域魅力とヨシで作った灯りを見てもらいたいとの想いからです。当日は、親子や子どもか
          らシニアまでの幅広い参加となり、スタッフを含めた 74 名が集まりました。


          西の湖ヨシ灯り展実行委員長の木野さんから西の湖やヨシについて、制作の説明をお聞きしてか
          らのスタート。まずはヨシの皮むきをして、ヨシを切ったり張り付けたりとみんなの集中力はす

          ごく!時間内で終わるのか不安があったのですが、西の湖実行委員 3 名の講師・立命館大学
          IVUSA 草津クラブ 9 名のサポートを受け、時間内に全員が灯り作品を完成することができまし

          た。30 作品は個性豊かなものとなり、発想の違いなど見ているだけでとても楽しい時間となり
          ました。作品名を画用紙に書き、作品と一緒に個人撮影を終えたあと、部屋の明かりを消し一斉
          に 30 作品を灯すと、会場内から“きれい~”の声が聞こえてきました。自然との融合はいつも

          と違う光景となり心に届く美しさは見た人へと温かい時間を届けることができたように思いま
          す。ご協力いただきました皆様にあらためまして御礼を申し上げます。























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