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新ウエルカムオブジェの制作にあたってオブジェの制作にあたって
                                 新ウエルカム

                                                                          実行委員  重野芳広


             現行のウェルカムオブジェも3年が経ち、今年は新しいかたちのものを制作してはどうかと
           いうことになり、担当させていただく事になりました。
           新オブジェのねらいとしては
             1.入場に際してヨシ灯り展への期待感を持っていただく
             2.参加型で来場の人々によって形作っていただく
             3.西ノ湖のヨシ原が連想できる
           制作イメージは
             「ヨシ原の中を歩いて行くとゲートがあり、その先にヨシ灯りの作品群が見えてくる」
           としました。
           このイメージに沿うために、オブジェの構造物はなるべく目につかず、来場の方の作業は簡単
           で、風雨があっても形が崩れないことを目指して材料と構成を考えた結果、投げ入れ生け花の
           ように来場の方には約2mのヨシをオブジェに挿していただく形式とし、その形を保持するた
           めに地面から2ヶ所の高さに目立たない網を設置しました。材料は日曜大工センターでコンク
           リート工事用の網と木杭を調達し、安全の為突起物の処理等を行い4名のスタッフで設置工事
           を行いました。
















































           今年は夏が長く、9 月下旬とはいえ炎天下での作業でしたが、ヨシ灯り展当日、殺風景だった
           ウェルカムオブジェに、来場いただいた方々によって次々にヨシが植えられていき次第にヨシ
           原の風景に仕上がって行くのを見ると「よかった」との思いが湧いてきました。
           同時に改善点もいくつか見えてきて、次年度にはより改良したウェルカムオブジェにしたいと
           考えています。
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